浮き足?浮き指?だと何が悪い?

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足に対しての認知度が上がってきて、一般のお客様からも「浮き指」や「浮き足」という言葉を聞くようになりました。
ただ、なんとなく悪いイメージがあるだけで正しく理解していることは少ないように感じています。

  • 浮き指を正しく認識してほしい!
  • 浮き指改善の方法を知ってほしい!

その為、今回はこれを目的にしてブログを書いていきます。

目次
  •  
    ①【概要】「浮き足」ではなく、「浮き指」

  •  
    ②【浮き指について】浮き指ってどんな状態?
  •  
    ③【浮き指の根本原因】なぜ足のアーチは崩れるのか?

  •  
    ④【セルフチェック】自分は浮き指?
  •  
    ⑤【セルフケア】浮き指の改善方法は?

  •  
    ⑥【改善方法】インソールは有効?
  •  
    ⑦まとめ

①【概要】 「浮き足」ではなく、「浮き指」

インソールの認知度が上がるとともに、『浮き指』ということばも広く認知され、WEB記事にも広く使われるようになりました。
(正しくは『浮き指』です。他サイトでも誤って『浮き足』と表記されることもあります。)


『浮き指』になると⑴『膝痛などの身体の不調』⑵『つまづききやすくなる』など
多くのことが言われるようになりました。

指が浮いていることの何がそんなに悪いのかと、頑張って着けていればいいじゃないかと
感じている方も多いと思います。

実際、測定をしたお客様にご自身の状況を確認してもらうと「もう一回やらせて」と言って
前に重心をかけて指を付けようとする方がいらっしゃいます。

私自身も初めて聞いたときには、指が浮くことの何が悪いのかと思っていました。
ただ、実のところ『浮き指』には、足のアーチ低下が大きくかかわってくる
見過ごしていけないものなのです。

②【浮き指について】 浮き指ってどんな状態?

『浮き指』=『足のアーチ構造が崩れること』

先天的に指がつきにくい骨格や肉付きの方もいらっしゃいますが
後天的になる場合にはほとんどがアーチ構造の崩れが原因にあります。

アーチとは、写真の通り、足の下部分を支えている橋のような構造のことを言います。
この時、自然と指先が下がり地面をつかむような構造になっています。

ここが崩れるとどうなるか? 

アーチがつぶれる(偏平足や開張足)ことで、指が上に浮き上がるような構造になってしまいます。
また、『アーチがつぶれる = 足のバネ(クッション・推進力)が落ちる』
⑴『膝痛などの身体の不調』⑵『つまづききやすくなる』につながっていきます。

③【浮き指の根本原因】 なぜ足のアーチは崩れるのか?

”使いすぎ”+”環境”で足のアーチが落ちる

足のアーチが崩れる主な原因は、”使いすぎ+環境”というのが正直なところです。
アーチを支えているのは、足底筋群などの筋肉や腱などです。
それが”使いすぎ”による負荷や、身体に合わない”環境”に耐え切れず、伸びていきます。

使いすぎ → ・高負荷な運動を続けていた or 続けている。
       ・仕事上、立ちっぱなしなことが多い。 など

環境   → ・合わない靴を履いている。
       ・ヒールを履く。
       ・コンクリートで舗装された道を歩く。
       ・裸足で運動をしない。 など  

④【セルフチェック】 自分は浮き指?

浮き指かどうかの診断は実際の測定器での測定が一番ですが
起きている症状などから、ある程度推測できます。

⑴足の状態から推測Ver.

⑵紙を使ったセルフチェックVer.

また、「座った状態で指と地面の間に紙が入るかどうか?」という検査方法も有効です。

椅子に座った状態で、紙が入るかチェック!

①全くはいらない → 正常

②スカスカに入る → 浮き指

⑤【セルフケア】 浮き指の改善方法は?

浮き指の改善には、足のアーチを支える足底筋群といわれる筋肉を鍛えることが非常に重要です。

そのため、医療機関などでも取り入れらている方法として
・タオルギャザー
・ボールつかみ
があります。

この時に重要なことが2つあります。
⑴足の指の筋肉だけでなく、足裏全体の筋肉を使うこと。
⑵げんこつができていること。

⑴足の指の筋肉だけでなく、足裏全体の筋肉を使うこと。

「浮き指」=「足のアーチ構造が崩れること」なので
足のアーチを形成する足底筋群を使わなければ意味がなくなってしまいます。

⑵げんこつができていること。

上から見たときにげんこつができていないと、横アーチが収縮してない状態になってしまいます。

(写真 げんこつできてる足)

どうしてもげんこつができない・上手くできない方は…

タオルギャザーなどをやる前にこのようなストレッチを試してみてください。
野球の素振りなどと同じように正しい動きを練習するための方法です。

⑥【改善方法】 インソールは有効?

浮き指の改善方法の一つとして、アーチをしっかりとサポートするインソールがあります。
ただ、正しく目的を理解していないと、間違った買い物になってしまうので注意が必要です
詳細は以下リンクより、ご覧ください。

⑦まとめ(感想含む)

今回は、ある程度お客様からも言われるワードで「浮き指」について書いてみました。

もちろんここには書けなかった間接的な要因(ヒールによるものなど)も多くありますが
一番の大きな要因となっている部分に注目して書いていきました。

意識したのは、
・情報量をどのサイトよりも多いものにする。
・商品のプロモーションなどは載せない。※話が商品よりにずれていくため。

だったため、読みにくかったら申し訳ありません。

今後も皆様の疑問に答えられるように記事を投稿していくので
リクエストなどあれば、コメントをお願いいたします。

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